私が敬愛する名画、ボッティチェルリ作 春(プリマヴェーラ)をテーマに、ブログを更新します。
プリマヴェーラは、西風ゼフェロス、大地の精クロリス、誇り高い眼差しの花の精フローラが織り成す春を告げるルネサンス絵画史上永遠の名画です。
頬を膨らませ、少年、西風ゼフェロスが、薄い衣をまとい、透き通るような純潔のクロリスを大きな翼で追いかけて捕らえる。するとクロリスの口から花がふきこぼれ、その花が隣に立つヴィーナス、春の精フローラとなる。
フローラは花で覆われ、華麗な衣装で身を飾り、花とともに春を誘う。
春になり、暖かい西風が大地に吹き渡ると、地上に花が咲き始め、春が到来します。
立春も過ぎ、陽射しにも春の気配が感じられるこの頃、白い雪の日、過ぎ行くときを惜しみつつ、いろいろなことに感激を求め、形のないものに価値を見出す心を大切に毎日を過ごしています。