暑さ寒さも彼岸まで と言われます。
日増しに暖かくなりもうすぐ春分。
今日は、春分の月「三月」にまつわるお話を少し。
三月は英語では、”March”これはローマ神話に登場する農耕の神「マールス」を語源としているそうです。
日本では、三月は弥生。
江戸時代の本によると「春の陽気至りて萌え出でたる草もこの月いよいよ生い盛んなればいやおい月」を略して弥生となったと言われています。
また、啓蟄(けいちつ)もこの時期。
蟄虫啓戸(ちっちゅう こを ひらく)の意味で、地中で冬ごもりをしていた虫が春の到来を感じ、草木の萌芽とともに地上に這い出てくる頃を言います。
たくさんの日差しとたくさんの養分を含んだ大地、虫たちばかりでなく、私達もこの自然の恩恵にあずかっていることを忘れずに、
日々感謝の気持ちで頑張るようにしたいものです。