Link
カテゴリ
住宅 ディテール こだわり スケッチ集 ちょっと散策 街づくり ドライエリア 採光 傾斜地の建築設計 平屋 中庭 和室の引き戸 保存樹木 計画 取り込み 中庭 玄関 アプローチ 中庭 採光 かたち 構造 プライバシー 角地 角地 プライバシー 玄関 土間 店舗 ショールーム ちいさな住まい 庭 借景 メンテナンス コラム バスルーム 椅子 インテリア 椅子 インテリア 照明 ブックレビュー 散歩 展覧会 ごはん 家づくり 味 家づくりイベント セミナー 以前の記事
2015年 10月 2013年 01月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 03月 2010年 12月 2010年 04月 2010年 01月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 01月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 01月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 04月 2006年 02月 2005年 11月 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2012年 05月 23日
郷土資料館のエントランスに近づくと、巨大なくすのきが迎えてくれます。建物はその巨木を囲むように自然に配置されていて、外壁には独特な質感の素焼きのレンガタイルがはられています。表情豊かでありながらその色調は優しく、周囲の樹木の木肌や土の色、草木の緑と呼応して、すっかり風景に溶け込んでいます。内部へと進むと、外壁と同系色のレンガタイルが今度は床に使われていて、外観のイメージが内部へと自然につながり、エントランスホールの白い壁にはトップライトの光がやさしく注ぎ、とても心地よい空間です。 この世田谷区郷土資料館は、世田谷区役所庁舎及び区民ホールと同じく建築家前川國男の設計です。区役所庁舎ができたのが1959年、こちらの資料館のほうは1964年の竣工。このころの前川事務所は、京都会館、東京文化会館、紀伊国屋ビル、埼玉会館など、戦後モダニズムの名建築を次々と生み出していた時期です。こちらの資料館も規模は小さいながら、並々ならぬ存在感を放っており、さすが巨匠の作品です。 年末年始に行われる有名な世田谷ボロ市のときには、この資料館と大名屋敷のあるボロ市通りにはたくさんの市がたちます。賑わいにまぎれての散策も楽しいものですが、もし代官屋敷を訪れるのなら、春から秋にかけての天気の良い日、あまり人のいない午前中に訪れることをお勧めします。のんびり過ごすには絶好の場所ですよ。 さて次は、ここから駒沢方面に少し足をのばしてみましょう。 ◆世田谷区郷土資料館 〇所在地 〒154-0017 世田谷区世田谷1-29-18 ボロ市通りの世田谷(大場)代官屋敷敷地内 〇交通機関 東急世田谷線「上町」駅下車徒歩約5分。上町駅に近隣案内図があります。 バスは(渋谷駅~上町・祖師谷大蔵駅・成城学園前駅・調布駅南口、田園調布駅~世田谷区民会館、等々力~祖師谷大蔵駅)の「上町」バス停から徒歩約5分。 〇開館時間 午前9時~午後5時(入館は4時30分まで) 〇休館日 毎週月曜日・祝日(祝日が月曜日のときは翌日も)・年末年始(12月29日から1月3日まで) ただし、11月3日とボロ市開催日(12月と1月の15・16日)は開館します。 (つづく) TAC濱田建築設計事務所 #
by tac-h
| 2012-05-23 18:54
| ちょっと散策
2012年 05月 22日
昨日は金環食、今日はスカイツリー開業と、巷では大きなイベントが続いていますね。 さて、こちらはゆっくりと世田谷散歩の続きです。 ここを訪れた日は強い陽射しに少しあせばむような陽気でしたが、代官屋敷の中に入るとひんやりとした空気。そこは土間のたたき。台所です。 しばらく目がなれるまで暗くてあたりが見えないくらいです。昨今の建物ではなかなかお目にかかれない空間の「闇」がここにはあります。 高い天井を見上げると見事な小屋組み。すすけて黒くうねった大梁の木組みがいにしえの生活を活き活きと語ってくれているようです。外にでればまた、まぶしい陽射し。 近年のものかも知れませんが主屋の廻りには土蔵やつるべ井戸もあり、とてものどかな雰囲気です。 さらに敷地の奥へ進むと、郷土資料館がみえてきます。 (つづく) TAC濱田建築設計事務所 #
by tac-h
| 2012-05-22 14:42
| ちょっと散策
2012年 05月 21日
代官屋敷表門 みなさん、今朝の金環食はご覧になりましたでしょうか。 一瞬、あたりが夕方のように暗くなり不思議な日差しになりました。 テレビではどこのチャンネルをつけても金環食のライブ映像一色。 あいにく日食観察用のめがねは持ち合わせていませんでしたので、テレビで紹介されていた、ピンホールカメラの要領で紙に穴を開けて、床面に像を映し出す方法を早速試してみました。厚紙に楊枝で穴をあけて、太陽にかざしてベランダの床に映してみると、本当に、三日月のように太陽が欠けた形で光の点が映りました。用意が遅かったので金環の状態でみれなかったのは残念でしたが、おもしろい体験ができました。 金環食が今回のように日本の広域で見れたのは、なんと932年ぶりとのことで、東京で次に金環食が見れるのは300年後!というのですから、こんなふうに気軽に見れるのは一生に一度の貴重な体験だったんですね。932年前の世界も300年後の世界も、あまりにも大きな時のスケールで想像しようもありませんが、それだけにとても浪漫をかきたてられます。 一転、いきなり身近で、小さなスケールになりますが、今週のブログ当番の間、世田谷にある私の事務所から歩ける範囲と決めて、気軽に散歩しながらゆっくりと過ごせる場所をいくつかご紹介します。陽気のよいこの季節、気ままにふらりと散策してみては如何でしょうか。 散歩のはじめは、世田谷区立郷土資料館です。最寄駅は東急世田谷線の上町駅。 ここの敷地は、元は代官屋敷で、江戸時代中期以来、彦根藩世田谷領20ヶ村の代官を世襲した大場家の役宅だったのだそうです。今も残る表門と主屋は重要文化財に指定されています。 通りに面する茅葺き屋根の表門の脇の入口からはいると、同じく茅葺き屋根の大きな主屋が見えてきます。 (つづく) 代官屋敷主屋 主屋台所入口 TAC濱田建築設計事務所 #
by tac-h
| 2012-05-21 14:23
| ちょっと散策
2012年 05月 10日
早速あくる日の日曜日、早起きして花展へ出かけると、遠目にはあまり人が来てない様子。早くきて良かったと思いながら、花展が開催されているテントに近づいたらびっくり。 そのテントの脇にはずらりと並んだ人人人・・・・。幾重にも蛇行して並んでいるではありませんか。皆さん常連らしく、みなグループのようで、家族やら知人らしき人と一緒に並んでいるようです。一人当たりの点数が限られているのを知っているんですね。これではお目当ての鉢は買えそうにないなあ、と思いながら長い長い列に並びました。 しかしです、なんと運良くお目当てのひとつが手に入りました。ひめりんごの盆栽です。かわいい白い花が咲いて可憐な姿です。小さな鉢だけれど、この中にひとつの生態系があるのではないかと思わせる、ミニチュアの小宇宙。上手く育てれば本当に小さなりんごの実がなるそうです。これからが楽しみです。 TAC濱田建築設計事務所 #
by tac-h
| 2012-05-10 12:05
| ちょっと散策
2012年 05月 03日
ゴールデンウイークまっただなかですが、あいにくの天気が続いていますね。 先月のことになりますが、今日のように強い雨の日、事務所の近くの馬事公苑前広場で世田谷の花展覧会が開催されていました。 4月の14日と15日の土日に訪れたのですが、始めの土曜日は大雨で人影もまばら。 でも花展の行われていたテントに入ってびっくり。花の鉢植えや盆栽がたくさん並べてあり、それぞれに生産者の名前と値段がついていて、それが信じられないお値段なのです。 花の鉢植えで500円から800円くらい、盆栽でもなんと1000円程度。どの花も盆栽も立派なもので、ふつうとてもそんな金額で買えるようなものではありません。早速、お気に入りのものが見つかって、買おうとしたのですが、その日は展覧のみで翌日の日曜の朝から販売するということ。それも早い者勝ちで、1人の買える点数が限られてるというのです。ならば明日も来ようと思い、早く起きねばとそわそわしながら次の日を迎えました。 TAC濱田建築設計事務所 #
by tac-h
| 2012-05-03 19:43
| ちょっと散策
|
ファン申請 |
||